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AWS、最新のデータベース機能を持つAmazon AuroraおよびAmazon DynamoDBと2つの新たな専用DBを発表

Amazon Aurora MySQL:グローバルなデータベースをサポート

 Amazon Auroraは、MySQLとPostgreSQL互換のリレーショナルデータベース。Amazon Aurora Global Databaseは、1つのAWSリージョン内でデータベースをアップデートし、通常1秒未満で世界中の複数のAWSリージョンにおいてその複製を自動で作成する。

 これにより、ローカルリージョンに読み込み専用のデータベースの複製を作成し、世界中に分散したアプリケーションからデータに高速にアクセスできるほか、リージョンをまたぐディザスタリカバリシナリオのために、素早くデータベースを復旧する必要がある場合に、地理的に離れたリージョンをバックアップオプションとして使用することができる。

Amazon DynamoDB:オンデマンドとトランザクション機能を導入

 あらゆる規模で信頼性の高い性能を提供するフルマネージドのキーバリュー型データベースサービス。顧客の多くは、不規則で予測不能な形でデータアクセスのリクエストを受ける大規模なアプリケーションや、使用パターンが予測不能な新たなアプリケーションを稼働している。

 予測不能で不定期な使用や、アクセスが急増する、キャパシティプランニングの難しいアプリケーションの場合、Amazon DynamoDB On-Demandを使用することで、読み込みキャパシティーと書き込みキャパシティーを自動で管理してくれるため、キャパシティプランニングの必要がなくなり、使用した分だけ課金される。

Amazon Timestream:高速で拡張可能なフルマネージドの時系列データベース

 時系列データを収集、保存、処理するフルマネージドの専用の時系列データベースサービス。Amazon Timestreamは、汎用リレーショナルデータベースの10分の1のコストと最大1,000倍高速なクエリ性能で1日当たり何兆ものイベントを処理する。

 Amazon Timestreamにより、IoTおよび運用アプリケーションから時系列データを分析する際に1桁台のミリ秒反応を得ることができる。Amazon Timestreamの分析機能は、平滑化、近似、補間を実行でき、リアルタイムデータの傾向とパターンを特定することができる。Amazon Timestreamはサーバレスであるため、キャパシティーや性能を調整するために自動で拡張、縮小でき、使用した分だけ課金される。

Quantum Ledger Database(QLDB):不変かつ暗号で検証可能な元帳データベース

 不変かつ透過的で暗号で検証可能な元帳を提供する新たなデータベースクラス。この元帳を使用することで、中央の信頼された機関の中で複数の関係者が処理する記録システムとして機能するアプリケーションを開発することができる。Amazon QLDBにより、複雑な監査機能をリレーショナルデータべース内に構築するなど、ブロックチェーンフレームワークの台帳機能に依存する必要がなくなる。

 Amazon QLDBは、アプリケーションデータのすべての変更を追跡し、完全で検証可能な変更履歴を維持できる、ジャーナルと呼ばれる不変のトランザクションログを使用する。すべてのトランザクションは、ジャーナル内にログされ、消去や変更できず、原子性、一貫性、分離性、永続性(ACID)を順守する。あらゆる変更は暗号化され、1つの履歴として結び付けられ、検証可能で、使い慣れたSQLクエリを使用して分析することができる。

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