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マカフィーはテレワークのセキュリティをデバイス、経路、クラウドで守る

edited by Operation Online   2020/05/22 07:00

マカフィーはMVISION DeviceとMVISION CloudとSOCでテレワークを保護

 マカフィーがテレワークで実践しているセキュリティ対策は当然といえば当然だが、自社製品をフル活用している。

 テレワーク開始前から主要な業務システムは全てSaaS型のものを使用しており、社員が使用するデバイスはエンドポイント保護の「MVISION Device」で「がちがちに守っている」(櫻井氏)とのこと。

 SaaSの業務システムや端末保護はテレワークになっても変わらない。社員が社内から社外に出て変わるのは通信経路だ。内勤ではオンプレミスのプロキシーが経路を保護しており、これと同様のセキュリティを実現するためにマカフィーではクラウドベースのプロキシーやCASB機能を持つ「MVISION Cloud」を活用している。

 また自宅には会社支給ではない端末もあるため、社員には福利厚生の一環でコンシューマ製品を安価で提供して各種脅威から保護している。

マカフィーの在宅勤務時のセキュリティ対策
マカフィーの在宅勤務時のセキュリティ対策

 なおデバイスやアクセスしている場所によらず、社員のアプリケーション利用などのログはマカフィーのSOC(セキュリティオペレーションセンター)に送られる。不審なアクセスや挙動があればすぐにアラートが発せられるようになっている。

通常年間契約のサブスクリプションを3ヶ月の短期契約でも提供

 社外向けのキャンペーンもある。マカフィーはテレワークの課題解決に向けて「McAfee Work From Homeソリューション」を提案している。昨今の急速なテレワーク拡大により浮かび上がった課題は主に3つあり、それぞれに対してどう解決すればいいのかを示している。

デバイスの保護

 テレワークにおいて企業管理下の会社支給デバイスと企業管理下にない個人所有デバイス、どちらも保護する必要がある。企業の管理下にあるデバイスには「MVISION Device(McAfee Endpoint Security)」、管理下にないデバイスには「マカフィー リブセーフ」などのコンシューマ製品で保護する。なおマカフィーでは追加使用する個人デバイスに対して2020年5月31日まで無償提供する。

Web(経路)のセキュリティ

 社外からの接続数増加でVPNが逼迫する事態が起きている。VPNにはハードウェアの制限があり、利用者数の急増に追いつかないためだ。しかし社員がアクセスする業務システムがSaaSであれば、VPNを経由する必要性は下がる。大事なのはURLフィルタリングや多層アンチウィルス検査のようなセキュアなWeb接続なので、これをMVISION UCEで実施する。

クラウドのセキュリティ

 コミュニケーションや業務支援で何らかのクラウドサービスを活用している企業は多い。クラウドサービスの活用では、会社が認可したSaaSアプリケーションに使用を限ることと、認可SaaSを使用するなかでデータ漏えいを防止していく必要がある。こうした目的にMVISION Cloud(CASB)が有効となる。

 昨今の状況を鑑み、マカフィーでは通常ではサブスクリプションライセンスは年契約となっているところ、3ヶ月の短期契約も可能としている。櫻井氏によると、上記のデバイスの保護、Web(経路)セキュリティ、クラウドセキュリティに関する製品全てを1000ユーザーに3ヶ月契約した場合の定価は約500万円になるという。

 櫻井氏は「マカフィーはデバイス、経路、クラウドにおいて、在宅勤務をしっかり守るための対策を行える数少ないセキュリティベンダーだと自負しています」と胸を張る。上記キャンペーンに加え、マカフィーでは最新のセキュリティ動向やテレワークに関するコンテンツ提供にも注力し、企業のテレワークを支援していく考えだ。



著者プロフィール

  • 加山 恵美(カヤマ エミ)

    EnterpriseZine/Security Online キュレーター フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。 Webサイト:http://emiekayama.net

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