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中国が進めるAIの社会実装 OMO、医療、金融、産業のDX先進事例 株式会社マクニカ 新事業本部 山本良太氏 講演

edited by Operation Online   2021/05/12 09:00

 株式会社マクニカは、2020年11月18日より12月11日まで、オンラインで「Macnica Exponential Technology 2020」(MET2020)を開催した。本稿では株式会社マクニカ 新事業本部 山本良太氏による 講演「AIによるデジタルトランスフォーメーションの未来 ~中国の先進事例から~」の内容を紹介する。

株式会社マクニカ 新事業本部 山本良太氏

近未来の日本のビジョン

 現在、日本を取り巻く状況は新型コロナ感染症と人工知能の劇的な進化、そして超高齢化社会ということで近年、歴史的にも稀に見るような大きな変化が複数起きています。将来が見通せない、人生もビジネスも難しい時代です。将来を見通すのに一番確実なことは自分で未来を作ることだと言われます。未来を作っていく時、どういう姿になりたいかが大事です。将来になりたい姿=ビジョンがますます重要な時代になったと思います。

 近未来の日本のビジョンとして、知られているものに「Society 5.0」があります。「Society 5.0」は、2017年、第五期科学技術基本計画で提唱された概念です。近未来の日本社会の姿の指針として国家戦略会議などで活用されています。これが日本の目指す姿として参考になると思います。

 Society 5.0 ―― それはIoTで、すべての人とモノがつながり、AIにより必要な情報が必要な時に提供され、またイノベーションにより、さまざまなニーズに対応できる社会です。ロボットや自動走行車の技術で人間を助けて、人が活躍できる社会。それがSociety 5.0において提唱されている未来の姿です。フィジカル空間は実社会、サイバー空間というのはビックデータやAIが活動している空間ですが、フィジカル空間では自動運転による移動やAIによる最適な提案、ロボットの自動生産が日々行われています。またこのフィジカル空間=実社会から取ってきたセンサー情報をビックデータや人工知能などサイバー空間に投下して新たな価値をフィジカル空間に返してくる。こうしたフィードバック・ループが回ることがイメージできる。つまりデータやAIを基盤とした社会がSociety 5.0でイメージされる形です。このAIを基盤とした社会で、交通や医療介護、ものづくり、農業など様々な分野でイノベーション、産業がアップデートすることが描かれています。

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連載:【MET2020】Macnica Exponential Technology 2020 レポート
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