iOS14.5によるIDFAの取得制限の衝撃
Appleが今回リリースしたiOS14.5では、以前はデフォルトで広告主が取得できたユーザーのIDFA(広告識別ID)に対して、事前にユーザーの許諾が必要となる。また、Appleのユーザーの個人情報保護のためのフレームワークであるATT(App Tracking Transparency)もアップデートされた、
この流れはAppleだけではない。Googleも同様にこれまでユーザーを特定するために利用してきたサードパーティのCookie利用を、2022年までに廃止する方向を打ち出している。
このことは、企業のマーケティングを始めとする顧客データ活用にも大きな影響を与える。 “IDFAとCookieが死ぬことで、全てのマーケターは死ぬのか?” ―― この問いに、AppsFlyerのカントリーマネージャーの大坪氏はNOという。
「この状況はむしろチャンスであり、エンゲージメントの世界を深めていくことにつながります。マーケターにとっても勝者と敗者がはっきりするのです」(大坪氏)