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サイバーエージェント、「デジタル市役所研究所」を設立 行政手続きの情報DX化へ

 サイバーエージェントは官公庁・自治体のDX推進支援を行う専門組織「デジタル・ガバメント推進室」において、「デジタル市役所研究所」新設を発表した。

 同社は、2020年4月に官公庁・自治体におけるデジタル化支援を行う専門組織「デジタル・ガバメント推進室」、11月に専門開発組織「GovTech開発センター」を設立している。

 今回設立した「デジタル市役所研究所」では、市役所窓口での行政手続きおよびオンライン申請手続きをはじめ、市役所の機能においてデジタルを利用し融合。これにより、利便性・効率化を向上することを目的に、国内のみならず海外事例も含め研究し、検証、開発を行っていくという。また、デジタル市役所自体を定義づけるとともに、住民理解のみならず市役所職員の理解を深めることを目的とした研究開発を行うとしている。

 今後「デジタル市役所研究所」を通じ、UI/UXデザインから実装まで支援するDX専門組織「DX Design室」、AI研究開発組織「AI Lab」とともに、デジタルマーケティングおよび運用力、AI・ブロックチェーン技術の知見とアカデミックとの産学連携などの強みを活かしながら、企業のみならず行政・自治体のDX推進を支援。「住民にとって使いやすい」サービスの実現により、人々が生活しやすい環境づくりに貢献していくという。

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