ServiceNow Japanは2月1日、同社の「IT Asset Management」をディー・エヌ・エー(以下、DeNA)に提供し、同社内で利用するSaaS製品をはじめとするソフトウェアの資産管理を支援すると発表した。
DeNAではIT資産を重要な経営資源と位置付け、これまで自社開発したシステムで一元管理してきたが、利用するSaaSなどが急増したことから、同システムの導入を決めたという。
ServiceNow Japanは、DeNAに対してIT Asset Managementのソフトウェアやクラウド資産管理を行うSoftware Asset Managementを提供し、社内での利用種類が増えているSaaSなどのライセンス管理での活用支援をしている。一方DeNAでは、2021年末までに新規導入した5種類のライセンスで事前検証を行い、従来から利用しているIT資産管理システムと同じように他システム連携や費用の配賦などができることを確認したという。
両社は今後、2022年4月から6月にかけてDeNA全社・全グループで稼働している約300種類のSaaSおよびソフトウェアライセンス管理もServiceNowに移行していく予定だとしている。
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