米現地時間4月7日、CrowdStrikeとMandiantは、戦略的パートナーシップの締結を発表した。
今回の提携により、Mandiantは「CrowdStrike Falconプラットフォーム」およびサブスクリプションサービスを活用し、自社のインシデント対応(IR)サービスおよびプロアクティブなコンサルティングを両社共通のユーザーに提供。また、今年の後半には、Falconプラットフォームを活用するユーザー向けに「Mandiant Managed Defense」の提供を開始予定だという。
CrowdStrikeの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)ジョージ・カーツ(George Kurtz)氏のコメント
今日の複雑な脅威環境では、業界をリードするテクノロジーと世界トップクラスのチームを結集して、お客様のために最強の防御を構築する協力的なアプローチが必要です。CrowdStrikeはMandiantと長年にわたって何度も協業しており、両社がもたらす技術やチームの専門性の高さについて、互いに敬意を払っています。Mandiantとともにこの提携を打ち立て、現代の組織のセキュリティ確保に必要な人材、プロセス、手順をより効果的に実現できることを誇りに思います。
Mandiantの最高経営責任者(CEO)ケビン・マンディア(Kevin Mandia)氏のコメント
CrowdStrikeとMandiantは、公的機関か民間企業かを問わず、世界中の組織にとっての信頼のおけるサイバーセキュリティリソースとして、その地位を獲得してきました。サイバー攻撃が、組織にとって日々直面する注目すべきビジネス課題となっている現在、共通の使命に特化した2社による今回のパートナーシップは、サイバー防衛力をさらに強化するものです。
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