NTT東日本は東京海上日動火災保険およびトレンドマイクロと共同で、リスクマネジメント分野でのサービスを提供する「NTT Risk Manager」を2022年7月1日に設立することを発表した。
現時点で想定している事業内容としては、以下の3つを元に事業運営していくとしている。
- コンサルティング事業
- 損害保険代理業
- リスク対策サービス開発事業
新会社は今後、リスクマネジメント事業を通して、5年後単年で20億円の収益を目指していくとしている。なお今回の新会社設立を受けて、トレンドマイクロ副社長の大三川彰彦氏は次のように述べている。
「昨今、デジタルテクノロジーは社会や事業活動を支える基盤として機能しています。その際、重要となるのが自社にとっての脅威、悪用される可能性のある脆弱性、守るべき資産を特定・評価するリスクマネジメントです。トレンドマイクロは、法人および個人に対してワンストップでリスクマネジメントサービスを提供する株式会社NTT Risk Managerの設立に参画致します。30年以上に渡り培った当社のサイバーセキュリティにおける知見を、NTT東日本様と東京海上日動火災保険様両社の強みと掛け合わせ、リアル・サイバー空間両面で安心安全な社会の実現に向けて貢献してまいります」
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