JR北海道グループの北海道ジェイ・アール・システム開発は、ドリーム・アーツの業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入したと発表した。現場開発による業務デジタル化・効率化を目的に、8月よりSmartDBの利用を開始しているという。
北海道ジェイ・アール・システム開発は当初、紙の申請業務の電子化をメインにワークフローシステムの選定を行っていた。しかし、SmartDBの試験利用を経て、単に紙やハンコを置き換えるだけの電子化ではなく、文書管理を含めた社内業務全般とそのプロセス全体をカバーしたデジタル化のアプローチに方針変更したという。
北海道ジェイ・アール・システム開発では、業務支援グループ企画ユニット部門が中心となり、まずは稟議書のデジタル化を進行している。32種類のうちSmartDBに移行する稟議書は、業務プロセスを整流化するため1つの稟議アプリに統合。対象業務によって必要項目やアクセス権限が異なる点もノーコードで開発したという。
また、週1回の社内勉強会を開催し、非IT部門のメンバーがSmartDBの開発者となるよう、教育を進めている。これらの取り組みにより、業務デジタル化・業務改善がさらに加速化し、各部門の残業時間の削減にもつながると考えているという。
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