Datadogは8月17日、APIオブザーバビリティ(可観測性)を提供する「Seekret」を買収したと発表した。Seekretの機能が加わることでDatadogの統合プラットフォームが拡張され、APIライフサイクル全体にわたってAPIのオブザーバビリティ、ガバナンス、自動化が可能になるという。
従来、APIを発見、管理、監視するには、開発チームによる設定作業と継続的な労力が必要だったという。SeekretのAPIプラットフォームは、これらの技術的課題を解決し、環境全体のAPIを迅速かつ自動的に発見・管理できるとしている。Datadogは、これらの機能をセキュリティおよびオブザーバビリティオファリングに組み込むという。
今後同社は、開発者、運用およびセキュリティエンジニアがAPIの健全性、可用性、安全性を管理できるように、多くの機能を構築していく予定だとしている。
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