UiPathは、三井不動産が2020年10月から「UiPath」を活用していると発表した。
三井不動産では、従来のRPA製品で作成していた約30のワークフローをUiPathで再構築。年間20本程度のペースで新規ワークフローの開発とリリースを行っているという。これまでに、再構築分も合わせて、およそ95本のワークフローを開発し、年間9000時間分の作業が削減できたとしている。
また、運用しているロボットの存在や稼働状況をUiPath Orchestratorで一括把握することで、ガバナンス、セキュリティの面でも信頼性を確保できるようになったという。
同社は今後、登記書や金融機関からの書類をはじめとした紙書類も、AI-OCRなどを活用してデジタル化を推進していく予定だとしている。
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