マクニカ、MMコンソーシアム、NTTコミュニケーションズ（以下、NTT Com）の3社は、横浜市のみなとみらい21地区にて初の「5G×自動運転MaaS」共同実証実験を実施すると発表した。
内容としては、今月27日から28日にかけて行われる「YOXO FESTIVAL 2023 ～横浜でみらい体験～」の一環として実施される予定となっており、日本丸メモリアルパーク敷地内にて自動運転EVバスを走行させる予定だ。
また、エンターテインメントバスとしての可能性も探るため、車内ではスマートグラス「Nreal Air」（エンリアルエアー）を用いた体験もできるという。
また、クイーンズスクエア横浜クイーンズサークルに、自動運転EVバスの遠隔監視ディスプレイを設置し、来訪者に自動運転EVバスの運行状況を案内する。遠隔監視システムは自動運転EVバスの無人運行を目指すために必要なプラットフォームとなっており、今回は来場者向けのデモンストレーションを実施するとしている。
各社の枠割分担としては、マクニカが自動運転EVバス「EVO」の提供、自動運転EVバスの自動運転プログラムの設計・運用、オペレーター、チューニング、遠隔監視システムと車両の連携、システム構築を実施する。
MMコンソーシアムは、実証ソリューション公募、関係者調整、安全面・必要コストの検証を。またNTT Comでは「ネットワークカスタマイゼーション」にて可搬型基地局を用いたNTTドコモ 5Gエリアの構築、「Nreal Air」を用いた観光アプリやシステムの提供を行うとしている。
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