SCSKは、小売業が保有するデータを活用し、店舗管理業務に必要なナレッジを搭載した分析機能に加えて、実際の業務での活用方法を整備した「ナレコレ BI」を、5月10日から提供開始する。
ナレコレBIは、小売業の店舗運営改善に向けて必要となる、標準的なデータ分析機能を提供するサービス。活用するデータは、POSデータなど16種類で、そのデータは「経営分析」「販売分析」「商品・店舗分析」「顧客・従業員生産性分析」の4カテゴリー計21の標準的な画面で分析できるとのこと。また、カスタマイズの必要はなく、店舗別の売上実績や予測、顧客種別や購入率、来店状況が把握できるという。
SCSKのデータ分析システム構築の実績と、日本能率協会コンサルティング（JMAC）のコンサルティング実績をもとに、データの分析にとどまらず、店舗運営の課題解決に向けた施策の立案やビジネスの意思決定を支援するとしている。
同社は今後、安全在庫量を下回ったことを店舗の従業員に通知する「仕事指示（アラート）機能」を公開予定。また、売上予測をシミュレーションする「予測機能」などの機能追加を検討していくという。
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