アットホームは、国土交通省が推進する「不動産IDを活用したモデル事業」の実施事業者に採択された。
同モデル事業では「アットホーム 空き家バンク」に掲載されている物件情報へ「不動産ID」を付番することで、情報登録時の負荷軽減や情報項目の拡充、および自治体とのデータ連携の円滑化などについて効果検証を行うという。
なお、同社では「不動産ID」を活用し、空き家の流通活性化を目的とした下記3点の実証を行うとしている。
- 「アットホーム 空き家バンク」に登録されている空き家情報への不動産ID付番
- 「不動産ID付き空き家物件情報」を情報連携キーとして、自治体が保有する学区情報や周辺情報などのオープンデータを突合することで情報項目を拡充。協力自治体である愛媛県今治市と意見交換を行い、空き家流通に資する情報項目の概念実証を実施
- 拡充された「空き家情報」を「アットホーム 空き家バンク」へ登録および自治体への提供方法の検討
アットホームは同モデル事業を通して「不動産ID」を活用した取り組みを推進し、空き家などの円滑な取り引きと不動産の流通活性化に貢献していくという。