ベンダーが吹聴するゼロトラストとEDR万能論、見極めるべきは組織に合った本質的対策への意識
【徳丸浩が斬る、セキュリティのイマ:第6回】「EDR」を入れれば万事解決ってホント?
多くの日本企業でセキュリティ被害が増えている昨今、企業や組織はどう対応していくべきなのか。イー・ガーディアングループCISO 兼 EGセキュアソリューションズ取締役CTOである徳丸浩氏が、日本の「セキュリティのイマ」をわかりやすく徹底解説する連載企画第6弾。今回のテーマは「ベンダーが吹聴するゼロトラストとEDR万能論、見極めるべきは組織にあった本質的対策への意識」です。前回に引き続き、今回取り上げるテーマは「ゼロトラスト」。その中でも特に焦点を当てるのは、多くの日本企業が導入しているエンドポイントセキュリティの一つ「EDR」です。徳丸氏は「EDRは万能ではないにもかかわらず、ゼロトラストの代表格としてもてはやされ過ぎている」と指摘します。今回は、その「EDR」の意義と押さえるべき重要なポイントを詳しく解説します。
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徳丸浩(トクマル ヒロシ)
イー・ガーディアングループCISO 兼 EGセキュアソリューションズ取締役CTO。ウェブアプリケーションセキュリティの第一人者。 脆弱性診断やコンサルティング業務のかたわら、ブログや勉強会などを通じてセキュリティの啓蒙活動を行う。 徳丸氏がCTOを務めるEGセキュアソリューションズは、セキュリティの知識を問う 「ウェブ・セキュリティ試験」の監修を務める。著書「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」は、...
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