日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、2024年1月に、虎ノ門・神谷町エリアの虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに事業所を新設し、そこに本社を移転すると発表した。
今回開設する新本社では、IBMのテクノロジーを体感できるIBM Innovation Studioを従来の内容から拡張して新設し、顧客やパートナー企業との共創を通じてイノベーションの創出を目指す。「watsonx」をはじめとするIBMのソリューションや事例の紹介、プロジェクション・マッピングや360度スクリーンの没入型体験空間、社外と交流するセミナールームなどを設置。また、同ビルに開設される「TOKYO NODE LAB」併設のXRライブ配信が可能なボリュメトリックビデオスタジオ「TOKYO NODE VOLUMETRIC VIDEO STUDIO」との連携も検討しているという。
新本社をはじめ各事業所は社長と役員も含め全員フリーアドレスとし、部門や役職を超えたオープンなコミュニケーションを促進して、業務の効率化や新たなアイデアの創出を図るとのこと。日本IBMは今後も、社員の多様な働き方を支援する新たなオフィス環境を通じて、顧客やパートナー企業との共創を促進するとしている。
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