SnykとServiceNowは米国時間11月7日、ソフトウェアエンジニアにソフトウェア部品表(SBOM)の脆弱性インテリジェンスを提供するソリューション「Snyk Vulnerability Intelligence for SBOM」を発表した。
同ソリューションによって、ユーザーは考案から配備まで、ソフトウェアのサプライチェーン全体における脆弱性を可視化できるようになるという。この機能は、米国政府が新たに発表した「国家サイバーセキュリティ戦略実施計画」の優先事項であるため、組織の開発手法を支援することに役立つとしている。
Snyk 最高製品責任者 Manoj Nair氏のコメント
最新の戦略的ソリューションは、お客様からのフィードバックに直接耳を傾けた結果であり、現在および将来にわたってグローバル企業が直面するサイバーセキュリティの課題を解決するために、引き続きサポートしていければと考えております。
ServiceNow セキュリティ製品担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー Lou Fiorello氏のコメント
SBOMは、コードの可視性、透明性、セキュリティ、完全性を向上させますが、それだけでは、セキュリティ・エンジニアがソフトウェアサプライチェーン全体のリスクを排除することはできません。ServiceNowのワークフローにSnykのセキュリティインサイトを追加することで、グローバル企業はソフトウェアサプライチェーンの、どの部分がリスクにさらされているかを正確に特定し、それに応じて行動をとることができます。
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