情報処理推進機構(以下、IPA)のセキュリティセンターは、年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起を発表した。
長期休暇の時期は、システム管理者が長期間不在になるなど、いつもとは違う状況になりがちである。このような状況でセキュリティインシデントが発生した場合は、対応に遅れが生じたり、想定していなかった事象へと発展したりすることにより思わぬ被害が発生したり、長期休暇後の業務継続に影響が及ぶ可能性があるという。
これらのような事態とならないよう、IPAでは、個人の利用者、企業や組織の利用者、企業や組織の管理者それぞれの対象者に対して取るべき対策をまとめている。また、長期休暇に限らず、日常的に行うべき情報セキュリティ対策も公開している。
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