ラックは、ICTや情報メディアを活用するために必要な知識をまとめた「情報リテラシー啓発のための羅針盤コンパス 情報活用編」(以下、情報活用編)を改訂した第2.0版を、2024年1月22日に公開した。
2020年に公開した情報活用編は、日常生活の中でICTや情報メディアの活用シーンを「基本操作」「情報を発信・共有する」「遊ぶ」「学ぶ・働く」「売る・買う」「ICTをもっと活用する」の6つのカテゴリーに分類し、どのように活用できるかを中心に編纂している。
今回公開した第2.0版では、生成AI活用の項目を新たに追加(項目26 AIを活用する)し、生成AIの活用に触れている。この項目では、生成AIが業務ツールとして導入されている事例や、利用する際のメリット、生成AIに入力する質問・命令文(プロンプト)、出力されたデータを利用する際の注意点などについて解説。最新の情報を踏まえた全体の見直しを行い、イラストを追加して見やすさを改善したという。
最新の法改正やGIGAスクール構想に対応した「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第2.0版(本編)と併せて活用することで、デジタル社会・Society 5.0時代に対応した情報リテラシーにおける光(情報活用)と影(インシデント)の両面を網羅した知識を身につけられるとのこと。また、情報活用編の改訂に合わせて「使い方ガイド」第2.1版も公開しており、羅針盤を利用する際の参考として活用できるとしている。
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