ニュータニックス・ジャパン(以下、Nutanix)は、近畿労働金庫が「Nutanix Cloud Platform」を採用し、金融デジタル化に向けたインフラのモダナイゼーションを実現したと発表した。
近畿労働金庫では、庫内用のグループウェアやメールソフトウェア、独自に開発した業務アプリケーションなどの稼働にvSAN、3-Tierを利用していたが、運用側の不慣れもあり、問い合わせ対応など管理が煩雑になるという問題があったという。そこで今回、シンプルな環境の導入を目指し、Nutanix Cloud Platformの採用を決定したとしている。
今回の採用により、障害予兆に関して作業効率が上がっており、脆弱性やセキュリティ対応などの業務に専念できるようになったとのこと。Nutanixのパートナーである兼松エレクトロニクス(KEL)が問い合わせに対応することで、運用業務の効率も向上したという。
近畿労働金庫では今後、デジタル化による取引のフルセルフ化とセミセルフ化を推進し、事務処理の削減や勘定ミスなどの事務事故の削減を目指す。また、申し込み手続きにおけるWebシステムの活用やオンライン相談へのチャット導入などを検討し、顧客サービス向上を推進する予定だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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