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システムの安定稼働で重要な役割を果たす「監視」とは

第3回

システムの安定稼働を実現するためには、ネットワークやサーバなどのインフラや、それらの上で実行されるアプリケーションの稼働状況を総合的に監視する必要がある。今回は「監視」について解説する。

システムの安定稼働で重要な役割を果たす「監視」とは

 システムの安定稼働を実現するためには、ネットワークやサーバなどの稼働状況を常に確認し、それらの上で実行されるデータベースサーバやWebアプリケーションサーバなどの稼働状況を総合的に監視する必要がある。

 ここで重要なのが「総合的に」という部分だ。というのも、サーバやOS、データベースなどの監視対象はそれぞれが独立してログ情報やエラーを独自に発行するからだ。個別のフォーマット、個別のルールで報告される情報を捌くのは非常に手間のかかる行為なのだ。

 例えば、データベースサーバがハードウェア障害でダウンした場合であれば、Webサイトの応答待ち時間切れエラー、ネットワークの通信エラー、OSのダウンなど、さまざまなエラーが運用管理者にバラバラに報告され、運用管理者を困らせる。

図1:あちこちから報告される障害が運用管理者を悩ませる
図1:あちこちから報告される障害が運用管理者を悩ませる

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エラー情報の収集と一元化

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この記事の著者

友成 文隆(トモナリ フミタカ)

株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部にてJP1やCosminexusなどミドルウェア全般を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/2016 2009/12/08 07:00

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