SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

三菱UFJ信託銀行、カサナレ提供の生成AI技術で問い合わせ対応を一部自動化 部署の工数を50%削減

 カサナレは、三菱UFJ信託銀行との共同検証を実施した。同行で使用されるシステムの仕様書や業務マニュアルを生成AIに読み込ませることで、専門部署への問い合わせ対応を一部自動化し、対応時間の削減を実現したという。

 この共同検証により、従来の方法では回答精度向上が困難であった金融機関特有の高難易度情報が、生成AI技術で適切に対応できると示されたとのことだ。詳細な概要と結果は以下のとおり。

  • 三菱UFJ信託専用のRAGアルゴリズムを開発:専門的な金融知識、業務知識が求められる問い合わせ対応に対し、システムの仕様書や業務マニュアル、FAQを生成AIに読み込ませ、行内での問い合わせ対応を自動化
  • PoCでは90%以上の正答率を達成:同技術を活用することで、高度な金融知識が必要とされる問い合わせにも正確に対応できることを確認。2024年4月から業務利用を開始した
  • 担当部署の工数を50%削減:行内には問い合わせ対応が多くあり、他の領域に広げていければ年間数十万時間以上の効率化が見込める
画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 今後は、問い合わせ対応のために整備したデータ群を、問い合わせ対応の自動化だけでなく、今後のAIエージェント構築や新たなユーザー体験の実現にも活用していく予定だという。

【関連記事】
三菱UFJ銀行、クラウドストライクのレッドチーム演習をセキュリティテストに採用
ディップ、企業データベース「SalesNow」を導入・契約更新 月間約160時間の工数削減を実現
サッポロHD、生成AIの社内試験導入を開始 年間約1万時間の工数削減目指す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20165 2024/08/02 19:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング