サッポロホールディングスは2月1日より、同グループ各社の企画・管理系部門を中心とした約700名の社員を対象に、Exa Enterprise AIが提供する「exaBase 生成 AI」を試験導入すると発表した。
exaBase 生成 AIは、Microsoftが提供するGPTモデルを利用するSaaS形式のサービス。同社は今回の試験導入において、インプットデータが学習に利用されないこと、入力ログなどが確認できる管理ダッシュボードを持つことを踏まえ、同サービスを採用したとしている。
同試験導入では、利用者へのプロンプト集の提供および活用スキルを身に付けた人材の育成により、exaBase 生成 AIの活用定着を図るという。プロンプト集はサッポログループのシステムや業務に合わせ、Exa EAI社と共同で開発したとのことだ。稟議文書の作成や校正など現場のニーズに応えることで、年間約1万時間の工数削減効果を見込んでいるという。
今後は試験導入の結果を検証し、対象部門・対象業務を拡大することで、業務プロセス自体の改善や創造性の向上などを目指すとしている。
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