SBテクノロジーは、企業の情報システム部門やセキュリティ担当者の負荷軽減を目的に、セキュリティ製品に特化した運用作業を代行するサービス「NOZ SecOps(ノズ セックオプス)」を提供開始した。
同サービスは、24時間365日利用可能な「窓口サービス」、セキュリティ製品の「システム監視・障害対応」、最適なセキュリティ環境を維持する「運用作業代行」の3つのサービスを提供するもの。オプションとして、セキュリティインシデント対応などがあり、対象のセキュリティ製品カテゴリーはEDRやUTM、SIEM、SASEなどとしている。
セキュリティ対策のプロセスにおける、防御、検知・分析、対処、復旧にかかる顧客環境のセキュリティ製品の運用(設定変更や運用状況の把握、ログ管理、ソフトウェアの更新等のメンテナンス)を支援するという。専門知識を有するエンジニアが24時間365日対応するため、インシデント発生時も、顧客は再発防止に向けた恒久対策などに専念できるとのことだ。また、グローバル展開している国内企業の海外拠点からの問い合わせに対しても、日本語および英語にて国内と同様のレベルで対応が可能だとしている。
同社は、本年度中を目途に、オプションメニュー「セキュリティインシデント対応」における復旧関連のメニューを拡充すると述べている。
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