2024年10月29日、WithSecure(以下、ウィズセキュア)は年内に日本に新しいデータ処理拠点を開設、日本のSalesforceユーザー向けのデータ保管機能を拡張すると発表した。
このデータセンターは、日本での事業展開を拡大し、日本の顧客のデータレジデンシー要件を満たすもの。また、情報システムセキュリティ管理および評価プログラム(ISMAP)基準に準拠することで、日本のコンプライアンス要求の厳格化に対応するとしている。
現在、データレジデンシーコントロールは、同社のSalesforceセキュリティサービス「WithSecure Cloud Protection for Salesforce」(以下、CPSF)で利用可能。責任共有モデルで定義されている、Salesforceのセキュリティ義務を満たせるという。なお、同社のデータセンターネットワークは、機密データや規制対象データを扱う業界の要件についてもサポートしているとのことだ。
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