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ウィズセキュア、「WithSecure Luminen」をローンチ セキュリティチームの人的リソース不足を解決

 WithSecure(ウィズセキュア)は、生成AIベースのツールとなる「WithSecure Luminen」のローンチを発表した。

 同ツールは、複雑なタスクを簡素化し、状況に応じたガイダンスを提供することで、セキュリティチームで人的リソース不足の課題を抱える企業/団体に、サイバーセキュリティにおける効率的な改善を提供すると述べている。追加費用なしでWithSecure Elements Cloudプラットフォームで利用可能だという。

 同社は、LuminenはLLM(大規模言語モデル)機能を活用し、ITセキュリティチームがリソースに制約のある困難な環境でも作業負荷を管理できるようにし、生産性の向上を促進する、正確で実用的な対策を推奨するとしている。

 同ツールのアルゴリズムは、セキュリティインシデントの詳細な分析、アクションの自動化、状況に則したインサイトを提供し、データとの柔軟なインタラクションを実現。セキュリティ管理者の負担を軽減し、セキュリティエキスパートでなくても複雑なサイバーセキュリティの状況に自信を持って適切な対策を講じられるようにナビゲートすると述べている。

過去7日間のセキュリティイベントを、推奨されるアクションとともに自動的に各言語でレポートにまとめるSecurity Awareness Assistant
過去7日間のセキュリティイベントを、推奨されるアクションとともに自動的に各言語でレポートにまとめるSecurity Awareness Assistant

 主なメリットは以下のとおり。

  • 限られたリソースで効率を最大化:生成AI機能が、ITセキュリティチームが防御する際の生産性を向上させ、企業/団体がより効果的にサイバー脅威から防衛することを可能に
  • 高品質とユーザビリティ:処理済みのデータと事前定義済み/テスト済みのプロンプトオプションを使用することで、不適切なプロンプトによる誤った対策の推奨というリスクを低減。こうした構造化されたアプローチにより、エンドレスに続くチャットのようなインターフェースが不要になり、Luminenの機能が理解しやすくなり、既存のWithSecure Elements Cloud製品に完全に組み込まれるようになる。これにより、人間がサイバーセキュリティにおいて優れた能力を得るためのハードルを下げることが可能
  • プライバシー規制への準拠:WithSecureはヨーロッパ基準のサイバーセキュリティ企業として、厳しいプライバシー基準を遵守。LLMのモデルにとらわれず、ユーザープロンプトからのデータを使用せずに継続的に改善される実証済みの基礎モデルを利用。生成AIモデルは各ユーザー組織専用のものであり、組織間でのデータエクスポージャーのリスクを排除する
WithSecure Elements XDRのすべてのBroad Context Detection™を分析し、関連する外部脅威インテリジェンスデータで強化された自然言語による説明を提供
WithSecure Elements XDRのすべてのBroad Context Detection™を分析し、関連する外部脅威インテリジェンスデータで強化された自然言語による説明を提供

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