シスコは、新たなワイヤレスのイノベーションとして、Wi-Fi 7アクセスポイントと、設定なしでスマートスペースを実現できる統合サブスクリプションライセンスを発表した。
新たな「Cisco Wireless Wi-Fi 7アクセスポイント」は、あらゆる場所の顧客に最新のワイヤレス規格を提供するという。新しいスマートなアクセスポイントは、オンプレミスまたはクラウド上で管理ができ、両環境間でシームレスに切り替え可能。この柔軟性は、シスコのWi-Fi 7ソリューション全体をカバーする単一ライセンスである、統合ネットワーキングサブスクリプションにより実現するという。新たな「Cisco Networking Subscription」により、顧客とシスコの取引がよりシンプルになり、組織は事業に合わせて拡充、進化させることのできるワイヤレスネットワークに投資できるとしている。
シスコが提供する製品の特徴は次のとおり。
- インテリジェント:新たなWi-Fi 7アクセスポイントは、インテリジェントなワイヤレス製品であり、AIネイティブのパフォーマンス最適化機能、そして容易に利用開始できる自己設定機能が搭載されているという。アクセスポイントは世界中で使用でき、接続されると速やかに場所を自動検出。Cisco Spacesプラットフォームへのアクセスがサブスクリプションライセンスに追加され、顧客はワークスペースをスマートスペースに変えるOSを手に入れることが可能
- セキュリティ:高度な脅威検出機能を搭載し、AIネイティブのデバイスプロファイリング、脅威防御、高度なワイヤレスセキュリティおよびデータ暗号化により、あらゆる接続を安全に保護するという
- アシュアランス:「Cisco ThousandEyes」により、顧客はAIと自動化機能を活用し、ワイヤレスネットワーク、自社所有ネットワーク、自社で所有しないネットワーク全体でパフォーマンスのボトルネックを特定して解消し、あらゆる接続された体験を保証し、場所にかかわらずすべてのユーザーにデジタル体験を提供できるとしている
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