「DX認定」を連続取得した船場が先陣切る“内装業ならでは”のBIM活用 経営に生かすデータ基盤構築法
1年で1万5000時間超の業務時間を削減、「働き方」と「考え方」の改革に挑む

建設・内装業界では、職人の高齢化や労働時間規制の強化により、労働力不足が深刻な問題となっている。こうした課題に対応すべく、DXを先進的に推し進めているのが、2024年に開業した「KITTE大阪」やヤマハ発動機「リジェラボ」 の空間づくりを手がける大手内装業の船場だ。同社は、社内業務効率化に加え、BIM(Building Information Modeling)を活用した提案力強化と業務効率化に取り組んでおり、データ基盤を整備しながらDXを加速させている。こうした取り組みが評価され、内装業では初となるDX認定を2021年、2023年と連続で取得。同社のDX本部/DX部長 兼 BIM CONNECT本部デジタルコラボレーション室長を務める矢部元貴氏に、同社のDX戦略の取り組みと効果について聞いた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア