日本電気(以下、NEC)とシスコシステムズ(以下、シスコ)は、日本企業や自治体のさらなる生成AI活用の推進を目指し、AIガバナンス分野で協業を開始すると発表した。
同取り組みの一環として、NECのコンサルティングサービスとシスコが提供するAIセキュリティソリューション「Cisco AI Defense」を組み合わせたNECのAIガバナンスサービスを、金融・製造業や公共機関、自治体を中心とした顧客に向けて、2025年秋に提供開始。これにより、AIを誰もが安全・安心に業務に活用できる社会の実現に貢献していくとのことだ。
![左:日本電気株式会社 Corporate SVP 山田昭雄氏、右:シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長 濱田義之氏[画像クリックで拡大]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/21712/1.jpg)
左:日本電気株式会社 Corporate SVP 山田昭雄氏
右:シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長 濱田義之氏
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協業内容
- シスコからの技術提供をもとに、NECはCisco AI Defenseの先行評価を2025年3月から開始
- NECは、Cisco AI Defenseを活用したコンサルティングサービスを2025年秋から提供開始
- 両社はAgentic AIの活用におけるリスクと対応策を検討
NECのAIガバナンスサービスについて
- サービス名:NEC AIガバナンスサービス
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コンサルティングサービスのメニュー一覧
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