
情報セキュリティ対策製品やツールの需要は相変わらず高い。海外のみならず、日本国内の企業に対するサイバー攻撃やセキュリティ侵害の数も増える中で、どの企業もセキュリティ侵害を受けた経験や、ひやりとした経験の一つや二つはあるはずだ。企業のIT部門/情報システム部門は、そうした被害を避けるためにどの製品で対策を打つか検討していることと思う。本稿では、セキュリティ対策製品を提供するベンダー側で長らくビジネスに携わってきた筆者の経験をもとに、セキュリティ業界特有の“ホラーストーリー”で作り上げられたセールストークを排し、真にとるべきセキュリティ対策とは何か、今時のテーマを取り上げたうえでその本質に迫っていく。
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伊藤 吉也(イトウ ヨシナリ)
フォーティネットジャパン合同会社 パブリックソリューションビジネス本部第三ビジネス部 部長ネットワークセキュリティベンダーに30年以上在籍し米国ワンタイムパスワード、米国SSL-VPN、イスラエル無害化製品、2019年に国内初、米国ゼロトラスト製品などのネットワークセキュリティビジネス立上げとソリュ...
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