2025年9月2日、LayerXは、TCVをリード投資家とした総額150億円のシリーズBの資金調達について発表した。その他の引受先は三菱UFJ銀行および三菱UFJイノベーション・パートナーズ(両社を総称してMUFGグループ)、Coreline Ventures、ジャフコ グループ(JAFCO)、Keyrock Capital Management、JPインベストメントとのことだ。

TCVはNetflixやSpotify、ByteDance、Revolut、Toastなどの企業に出資してきたグロース・エクイティ投資家。日本のスタートアップへの投資は、今回が初となる。
今回の資金調達は、エンジニアを中心とした人材採用強化を含む、さらなる事業拡大のために活用する方針だという。特に人材面においては、AIを活用した生産性向上を通して、将来的に世界中でも競争力のある報酬体系を目指すとしている。
投資家一覧
- TCV
- 三菱UFJ銀行
- 三菱UFJイノベーション・パートナーズ
- Coreline Ventures
- ジャフコ グループ(JAFCO)
- Keyrock Capital Management
- JPインベストメント ※JPインベストメント株式会社の子会社と三井住友トラスト・インベストメント株式会社を共同運営者とするJPSグロース・インベストメント投資事業有限責任組合
【関連記事】
・LayerX、リース企業の資産管理に特化したAIプラットフォームを提供開始 三菱HCキャピタルが導入
・LayerXとキヤノンMJが協業、キヤノン製品と「バクラク」を組み合わせた新サービス提案へ
・LayerX、「バクラク債権管理」を3月に提供 AIが消込提案、仕訳データの自動生成などトータル支援
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア