ウェザーニューズは、気象とビジネスデータの関連性をAIで分析するウェブサイト「ウェザーニューズ 360 Insight」を無料で公開した。
同サイトは、商品販売数などの実績データと、ウェザーニューズの高解像度な気象データなどを組み合わせることで、気象がビジネスに与える影響度を定量的に可視化するものだという。
施設の利用者数、食品や衣類の販売数、電力使用量、ウェブ広告のクリック数など、企業の売上とコストに関わる様々な要素が、気象に大きく左右されているとのことだ。同サイトでは、企業が持つ様々なビジネスの実績データをアップロードするだけで、「気象との相関があるのか」や「気象データを使うことでビジネス予測の精度が向上するのか」を簡単に分析・確認でき、気温や日射量、風速、降水量などの影響度を定量的に把握することが可能だとしている。
【関連記事】
・小笠原村で気象災害軽減に向けたプロジェクト協定、AI気象予測の社会実装目指す
・気象庁、台風進路予測の精度向上を図るクラウドインフラにさくらインターネットを採用 約25億円で契約
・横浜国立大学と富士通、「富岳」用いた“世界初”の竜巻予測気象シミュレーション技術を開発
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
