テラスカイは2025年12月23日、MCP(Model Context Protocol)対応AIプラットフォーム「mitoco Buddy」の提供を開始した。
同プラットフォームは、約50種類のクラウドサービスとMCPを介して連携が可能。SalesforceやHubSpot、Google Calendar、Backlogなどのアプリケーション、SlackやGmail、Microsoft365、GoogleChatなどのコミュニケーションツール、さらにAWS、Oracle、Snowflake、SQL Serverなどのプラットフォーム・ツールにも対応しているとのことだ。また、提供外のサービスにもカスタム設定で連携可能だとする。
ユーザーは自身専用のAIエージェントを追加でき、「Salesforceへの商談登録」「名刺の取り込み」「レポート出力」など、業務にあわせたエージェント作成やスケジューラーによる繰り返し実行も設定できるという。さらにChatGPTやClaude、Geminiなど複数のLLM(大規模言語モデル)を目的別に設定し、業務内容に応じた使い分けも可能だとする。
今後、金融・製造・サービス業などの分野において、2028年までに累計300社への導入を目指すとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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