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堅い話は一切抜き!超実践派のためのトレーサビリティ活動入門

たった5分でできる! 要件対応漏れをなくすための仕組みづくり

第5回

今回は、プロジェクト進行中でもトレーサビリティの確保状況を管理・報告できる仕組みを紹介します。この方法で、プロジェクト品質を上げていきましょう。

要件変更に強い仕組みづくり

 第4回の実習では、「要件」と「機能」という2つのテーブルを材料に、データを検索できる仕組みを作りました。これは、「多種多様、同時進行的に作成・更新されていく各種の開発資料について、見たいときに、見たいところを、いつでも参照することができる」仕組みを作ったしたことを意味します。

 

今回は更にもう一手間加えて、「要件変更に強い仕組みを作り、可視化を実現する」仕組みへと進化させます。なお、内容・量が多いので、2回に分けて一緒に考えていきたいと思います。では、今日もご一緒に、トレーサビリティを習得していきましょう!

 経緯がわからない方は、この連載のご利用意図に応じて読み直してみることをおすすめします。

  1. そもそもトレーサビリティの概念について知りたい
    第1回
  2. トレーサビリティ導入のヒントを得たい、この連載の切り口を知りたい
    第2回
  3. 上記の表の作り方を知りたい
    第3回第4回

次のページ
管理の仕組み「不一致クエリ」を作る

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この記事の著者

南川 しのぶ(ミナミカワ シノブ)

IT技術、IT経営のコンサルタント。主にシステム開発コンサルティング活動の他、外部セミナー、顧客先企業の内部セミナーの講師も務める。カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所(Software Engineering Institute)認定PSPソフトウェア開発者(SEI-Certified P...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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