鴻池運輸は、アステリアが提供する企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warp(以下、Warp)」をデータ連携基盤として採用した。
鴻池運輸では、会計システムをはじめとする業務システム間のデータ連携やデータ活用を目的とした分析基盤の構築において、ETLツールを活用していたとのこと。しかし、用途ごとに3種類のETLツールをバラバラに使っていたため運用が複雑化していたほか、担当者にはプログラミングの専門知識が必要になることから学習コストが重く、その結果として属人化が進行していたという。
加えて、ETLツールの1つが保守期限を迎えることを契機に、今後のシステム拡張やDX推進を見据えた、データ連携基盤の抜本的な見直しが急務だったとのこと。そこで、以下の点を評価し、データ連携基盤としてWarpの採用を決定したと述べている。
- ノーコードで開発でき、学習コストを抑えながら属人化を抑制できる
- 豊富な種類のアダプターがあり、連携先の拡張・拡大にも柔軟に対応可能
- 国内ベンダーならではのサポート体制が充実していて、安心感がある
導入後は、IT部門が年2回各約6時間をかけて手作業で実施していた会計システムのマスター情報更新を自動化。経理部門が任意のタイミングでマスター情報更新を実行できるようになったことで、業務スピードの向上とIT部門の工数削減を実現したという。
また、既存のIBM i(AS/400)、AWS、Tableauといった業務システムに加え、新規導入されたSalesforce、ServiceNowとの連携にも柔軟に対応。分散していた3種類のETLツールをWarpに一本化し、約300のデータ連携フローが数秒~数分間隔で自動実行される基盤を構築したとのことだ。その結果、IT部門の負担の軽減と安定稼働の両立を達成していると述べている。

今後は、現在は経理部門が中心となっているWarpによるデータ連携の活用を他部署へも拡大し、全社的な業務効率化と、連携基盤拡張の内製化も積極的に推進する計画だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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