ドリーム・アーツは4月9日、「SmartDB」の新オプション「SmartDB Practical AI(PA)」の提供開始を発表した。PAオプションは、AIを業務プロセス内部へ組み込むアプローチにより、組織全体でのAI活用の障壁を下げ、意思決定の精度とスピード向上を支援する。
PAオプションには主に以下の特長がある。第一に、SmartDB上で定義・実行されている業務プロセスに、AIが判断・チェック・アシストなどの処理を実行する機能を連携。これにより、AIを業務フローの各段階で自然に活用できる。
第二に、プロンプトのデータベース化による管理・継続的改善が可能。業務知識を持つ担当者(プロンプトデザイナー)が業務に適したプロンプトを整備し、全社で統一された品質のAI活用と強固なガバナンスを実現する。
第三に、業務データをデジタル化・構造化し、AI活用に適した「AI Ready」な基盤を形成。ノーコード開発により、複雑な業務も対象としながら、業務プロセスをAI連携しやすくする。
第四に、権限制御を前提とし、データベースと連動した厳格なアクセス管理下でAIが活用できる。
具体的なユースケースとしては、稟議申請業務のAI OCRによる自動テキスト化・入力補助、承認プロセス支援、プロンプトデザイナーによるAIプロンプトの作成・検証、システム管理者による利用状況モニタリングなどが挙げられるという。また、契約書管理や経理申請、人事申請、情報システム部の障害対応報告などでもAI活用が期待できるとした。
加えて、現場社員のAI活用力を高めるため、認定資格「PA認定」制度を5月より開始。7月に正式ローンチし、段階的に内容を拡充する計画である。
なお、PAオプションはSmartDB利用者向けに、4月に実務的なAI支援機能を提供し、年内にはデータや権限情報を活用した高度支援に拡張予定だ。
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