富士通は、サーバなどのICTインフラをネットワーク経由でオンデマンド利用できるクラウドサービス(IaaS:Infrastructure as a Service)「オンデマンド仮想システムサービス」を10月1日より提供開始する。
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富士通は、サーバやストレージだけでなく、ネットワーク、セキュリティ機能までを含む、ICTインフラをネットワーク経由でオンデマンド利用できるクラウドサービス(IaaS:Infrastructure as a Service)「オンデマンド仮想システムサービス」を10月1日から提供を開始すると発表した。
このサービスは、ICTインフラを一括して富士通のデータセンターからネットワーク経由で仮想的に提供するもので、顧客が利用用途に合わせて従量課金制で利用できるパブリック型のクラウドサービス。ユーザーは月末に集中する会計業務や、開発期間が不定期なシステム開発など、信頼性・拡張性が求められる業務において、ICTシステムを自前で構築することなく、必要なときに必要なだけ、低コストで利用することができるとしている。
富士通は、このサービスを2010年5月末から9月末まで、200社にトライアルで提供しており、トライアル期間中に要望が高かった仮想ICTシステムの構成テンプレートの拡充やネットワーク接続機能、ユーザーコミュニティ機能などを新たに追加し、商用サービスの提供を開始するという。
■サービス紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/paas-iaas/sop.html
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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