米シトリックスは、12月7日に開催されたGoogle Chromeのライブイベントにおいて、GoogleのChrome Notebook向けの新しい「Citrix Receiver for Chrome Notebooks」を登場させた。
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「Citrix Receiver for Chrome Notebooks」は、Google Chrome Web Storeを通じ、無料アプリケーションとして近日提供が開始される予定。
新しいCitrix Receiverは、WebベースのChrome Notebook上で、既存のWindowsビジネスアプリケーションを実行できるという。Googleのユーザーは、これまで使用してきたWebベースのノートパソコンのメリットを受け継ぎながら、いつでもWindowsビジネスアプリケーション、デスクトップおよびデータに安全にアクセスできるようになるという。
Citrix Receiverは、PC、Mac、iPad、ノートパソコン、シンクライアント、タブレットPC、スマートフォンなど、さまざまなデバイスから、既存のビジネスアプリケーション、デスクトップ、ドキュメントへの容易なアクセスを可能にするソフトウェア。
Citrix Receiverは、企業のデータセンターなどで稼働しているCitrix XenDesktop、またはCitrix XenAppに接続して動作する。10月初めに最新版が発表されている。
なお、Chrome Notebook用のCitrix Receiverは、現状では英語環境での動作が前提となっている。日本語環境での動作については今後の発表待ちとなる。
■Citrix Receiver for Chrome Notebooksの画面(英語サイト)
http://www.citrix.com/English/ps2/products/subfeature.asp?contentID=2306025
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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