インストールの準備
さて、今回は実際のインストール作業の一部始終をお見せしたいと思います。まずは、使用するテスト環境とダウンロード・ファイルについて説明します。
インストール先のテスト環境としては、以下のスペックのWindows PCを使用します。
オペレーティングシステム | Microsoft Windows 7 Ultimate(64bit) |
プロセッサ | Intel(R) Core(TM) i5 CPU M430@2.27GHz |
実装メモリ(RAM) | 6GB |
ソフトウェアはOTNからダウンロードしたファイルを使用します(ダウンロード前にOracle.comへのユーザー登録が必要です)。
上記のサイトから、Oracle Database 11g Release 2(11.2.0.1.0)のMicrosoft Windows(64ビット)版をダウンロードします。
なお、「自分もインストールを試してみよう」という方は、各自の環境に合わせてダウンロード・ファイルを選択してください。また、以降の説明についても、環境に合わせて適宜読み替えをお願いします。
インストールの実況中継
ダウンロードしたZIPファイル(win64_11gR2_database_1of2.zipとwin64_11gR2_database_2of2.zip)を解凍すると、『database』という名前のフォルダの下にファイル群が展開されます。
『setup.exe』という名前のセットアップ・ファイルをダブルクリックして、インストーラを起動します。
最初に『セキュリティ・アップデートの構成(ステップ1/9)』の画面が表示されます。
セキュリティの問題について通知を受け取る電子メール・アドレスを指定します。また、My Oracle Supportにアカウントがある場合は、セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取るためにMy Oracle Supportのパスワードを指定します。
『次へ』ボタンをクリックすると、続いて『インストール・オプションの選択(ステップ2/9)』の画面が表示されます。
今回はデータベースを作成せず、ソフトウェアのインストールのみを行います。
『データベース・ソフトウェアのみインストール』を選択します。
『次へ』ボタンをクリックすると、続いて『Gridインストール・オプション(ステップ3/9)』の画面が表示されます。
『単一インスタンス・データベースのインストール』を選択します(デフォルト)。