「秘文」による情報漏洩対策
そのうえで、中川氏は、日立ソリューションズが展開する「秘文」では、こうした「不正なデータコピー」や「テザリングの使用」に対して、情報漏洩をブロックすることができると説明。特に、不正なデータコピーでは、モバイルやウェアラブルデバイスなど、今後新たに登場することが予想されるさまざまなデバイスの脅威にも対応できるとした。

また、スマートフォンのテザリングについては、Wi-FiテザリングやBluetoothテザリングだけでなく、USBケーブルを接続するUSBテザリングのように、有線LAN接続と認識される可能性があるものまで防止できることがポイントだという。

また、日立ソリューションズでは、「認証強化・ID管理」「管理・監査」「持ち出し制御」「データ統制」という4つの分野に対応した内部不正防止ソリューションも提供している。セキュリティコンサルタントのコンサルテーションにより、現状のセキュリティ対策が効果的に運用されているか、対策に漏れはないかなどを明確にした上で、日立ソリューションズが提供する豊富なセキュリティ関連のソリューションを組み合わせたお客様の業務環境に最適な対策を行うことが可能だ。
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齋藤公二(サイトウコウジ)
インサイト合同会社「月刊Computerwold」「CIO Magazine」(IDGジャパン)の記者、編集者などを経て、2011年11月インサイト合同会社設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集のほか、OSSを利用した企業Webサイト、サービスサイトの制作を担当する。
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