概要
XMLとは、Extensible Markup Languageの略称で、インターネット上で広く交換可能な標準文書仕様として開発された形式です。
XMLに関する詳しい情報は、W3C勧告文書のXML 1.0の日本語訳である『Extensible Markup Language (XML) 1.0 (第四版)』を参考にしてください。
Excel2002からXML形式でのデータのエクスポートができるようなりました。Excel 2000ではこの機能の利用ができないので注意してください。
ここでは、ExcelのサンプルファイルからXML形式にエクスポートする方法を紹介します。
操作手順
- サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
- [ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。
- [名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので、[ファイルの種類]ボックス一覧から「XMLスプレッドシート」を選択します。
- 保存先を指定して、[保存]ボタンをクリックします。
- Excelを終了し、XMLファイルをダブルクリックすると、Excelで開きます。
XMLスプレッドシートは、UTF-8形式のXMLデータに、作成者や最終更新日時などのファイルのプロパティ情報をはじめ、Excelのセルの書式情報などをすべて一つのファイルに組み込んだものです。こちらは単体でExcelで開くことができます。
XMLの対応付けが行われたXMLデータとしてエクスポートするには、ファイルの種類として「XMLデータ」を選択します。
ただし、あらかじめXMLの対応付けが行われていない場合は、ブックを保存する際に、「XMLの対応付けが含まれていないのでブックを保存できない」という趣旨のメッセージが表示されるので注意してください。
なお、Excel 2003でXMLの対応付けを作成するには、『Excel 2003でXMLの対応付けを作成する』を参照してください。