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TRIM関数を使って、セル内のデータの前後にある余分なスペースを取り除く方法を紹介します。
概要
Excelに外部からデータを貼り付けた場合に、下の図のように余分な空白が入ってしまったことはありませんか?
この問題を解決するには、文字列から余分なスペースを削除するTRIM関数を使うと良いでしょう。TRIM関数は、セル内のデータの前後の余分な余白を取り除きますが、氏名の間のスペースはそのまま維持します。
本稿では、サンプルファイル「sample.xls」を使って、氏名データの余分なスペースを削除する手順を紹介します。
操作手順
- サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
- TRIM関数を入力するための列を、A列の右側に挿入します。
B列を右クリックして[挿入]を選択A列の右側に列が挿入された画面
- B2セルを選択して、数式バーに「=TRIM(」と入力します。
- 続いて、余分な空白を取り除きたいセルを選択し、[Enter]キーを押します。
- 最後に、B2セルを選択して、右下のフィルハンドルをダブルクリックすると、一番下のセルまでTRIM関数がコピーされ、セルの余分なスペースが取り除かれた値が得られます。
フィルハンドルをダブルクリック一番下のセルまで数式コピーされた画面
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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