SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2026 Spring

2026年3月 オンライン開催予定

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2025年夏号(EnterpriseZine Press 2025 Summer)特集「“老舗”の中小企業がDX推進できたワケ──有識者・実践者から学ぶトップリーダーの覚悟」

EnterpriseZineニュース

「生成AI基盤モデルランキング 2025」発表、Geminiが急上昇1位に──note発表

 noteは、note上に投稿された記事データをもとにした「生成AI基盤モデルランキング2025」を発表した。

 2023〜2024年は「どの生成AIツールを使うか」が主な関心事だったが、2025年は、文章作成・画像生成・音声制作など用途に応じてどの基盤モデルを選ぶか、といった「使いこなし」の視点が強くなっているという。また、技術者の間では、オープンソースモデルをローカル環境で安全に運用する動きも加速しているとのことだ。

 この背景には、各社による継続的な性能向上と機能の拡充があるという。note上の「#生成AI」ハッシュタグが付いた投稿数は、今回のランキングの集計期間において前年同期比で約4.8倍に増加したとしている。

生成AI基盤モデル 総合ランキング 結果

<以下、所感をプレスリリースより抜粋>

 総合1位のChatGPTは、もっとも多くの人が日常的に使う「AI体験の中心」として支持を集めました。文章作成だけでなく、画像生成、音声対話、長文の資料作成、エンタープライズ向けツール統合など、幅広い用途に対応できるプラットフォームとしての完成度の高さが評価されています。

 2位のGeminiは、Googleの検索技術とAIを統合したマルチモーダルモデルとして急成長しました。長文コンテンツやスプレッドシート、スライドなどをまとめて扱える特長から、Google Workspaceと組み合わせた「日常業務のインフラ」として使う事例が多く見られます。

 3位のStable Diffusionは、画像生成モデルの代表格として安定した人気を維持しています。ローカル環境での運用やLoRA(追加学習)によるキャラクターのカスタマイズなど、用途ごとに基盤モデルを使い分ける動きが定着していることがわかりました。

生成AI基盤モデル 急上昇ランキング 結果

<以下、所感をプレスリリースより抜粋>

 急上昇1位のGeminiは、Google Workspaceとの連携を強みに、従来はChatGPT中心だった業務フローの一部をGeminiに置き換える動きが見られ、「検索と業務ツールに近いところで動くAI」として存在感を高めています。

 2位のQwenは、Alibabaが公開するLLMファミリーです。テキストLLMに加えてQwen-ImageやQwen-Image-Editなどの画像系モデルも揃い、ローカル環境で自前の生成AIスタックを組みたい開発者から注目を集めました。

 総合4位に続いて、急上昇でも3位に入ったClaudeは、推論力だけでなく、Claude Codeやエージェント機能を通じて業務フローや開発プロセスを“型”として自動化できる点が評価されました。チームで再利用できるAIワークフロー基盤として存在感を高めています。

【関連記事】
OpenAIとアクセンチュアが協業 数万人規模の人材に「ChatGPT Enterprise」導入へ
日本郵便、Google Gemini活用した「AI年賀状」作成サービスを提供開始 1月15日まで
Googleの最新AIモデル「Gemini 3」発表、エンタープライズ向けに推論能力向上

この記事は参考になりましたか?


広告を読み込めませんでした

広告を読み込み中...

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/23400 2025/12/18 12:59

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング