SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2026 Spring

2026年3月 オンライン開催予定

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2025年夏号(EnterpriseZine Press 2025 Summer)特集「“老舗”の中小企業がDX推進できたワケ──有識者・実践者から学ぶトップリーダーの覚悟」

EnterpriseZineニュース

IFS、Softeonを買収 倉庫管理分野と産業用AIの統合で供給網強化へ

 IFSは英国ロンドンにて12月17日(現地時間)、倉庫管理システム(WMS)、倉庫実行システム(WES)、分散型受注管理(DOM)の分野でサービスを提供するSofteonの買収契約を締結したと発表した。

 IFSは産業用AIソフトウェアの分野で事業展開しており、Softeon技術との統合で、製造オペレーションと倉庫実行をシームレスにつなぐプラットフォーム構築を目指す。これは、サプライチェーンの近代化や老朽化したインフラの刷新、慢性的な人手不足といった現在の課題に対応するものだという。

 SofteonのWMS/WESはグローバル企業にも導入実績があり、倉庫オペレーションに製造プロセス同様の精度と知能を提供する。今回の統合ソリューションでは、IFSが他社と提携する先進ロボティクス技術と、Softeonの自動化基盤が結びつき、ヒューマノイドロボットや自律走行ロボットなどがIFS Loopsデジタルワーカーと連動する完全自律型の倉庫環境を提案するという。

 従来型のレガシーWMSベンダーがAIやロボティクスとの連携に苦戦する中、IFSとSofteonの組み合わせは、最初から統合を前提とした自律型ソリューションを提供する。航空宇宙・防衛、エネルギー、建設・エンジニアリング、製造、輸送分野のIFS顧客に対し、製造、倉庫、フィールドサービスを統合したサプライチェーンオーケストレーションを実現する計画だ。

 本買収は規制当局の承認を前提としており、2026年第1四半期に完了予定である。

【関連記事】
IFS、産業用AIの現場実装に向けて新たに4社と提携──Industrial X Unleashed
IFS、2025年度累計決算を発表 産業用AIの拡大で年間経常収益が22%増加
日本市場で急速に成長するIFS──ERPなど“AI時代”の基盤システムに必要な要件とは何か?

この記事は参考になりましたか?


広告を読み込めませんでした

広告を読み込み中...

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/23403 2025/12/18 14:20

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング