SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

SOCを超えるあたらしいセキュリティのかたち―デロイト サイバーインテリジェンスセンターのすべて(AD)

アジアと西欧つなぐデロイト オーストラリア―特別チームがグローバルで活躍中

これから多くの大型スポーツイベントでも特別チームが活躍する?

―デロイト オーストラリアのクライアントの傾向について教えてください。

James「石油系が多いです。あと、移民局の情報も最近は注目されています。オーストラリアは西洋諸国とアジアをつなぐハブになっているので、アジアに進出したいアメリカ企業がまずオーストラリアに進出するということがよくあるので、そういった企業がクライアントになることもあります。その逆もあって、たとえば、日系企業がオーストラリアに支社を出して、西欧諸国の情報を得て、アメリカやヨーロッパなどに進出していくための足掛かりとする――そういう場所に使われるのがオーストラリアなのです」

―なるほど。オーストラリアのCICの規模はどれくらいですか?

James「オーストラリアは24人。英語圏なのでアメリカ、カナダ、イギリスと情報共有できるので、やや小規模ですね。これからはもっと大きくしていきたいと思っています」

―最近の脅威で注目しているものはありますか?

James「いろいろありますが、ひとつにはデータの改竄です。まだ現在は多くのものが紙で残っているけど、それが今後すべてデータ化されて情報として集まると、だれかが改竄をはじめる。生年月日を変えたり、犯罪歴を変えたり……歴史そのものが変わってしまう。また。犯罪者の組織化も懸念しています。その組織が政府よりも賢いうえに、国家のようにボーダーがあるわけでもなく、犯罪者はどこででも犯罪活動が行えるような時代になってしまいました」

―守る側でもグローバルで連携が必要ということで、まさにデロイトさんがCICで実践しようとされていることですね。少し日本との連携について聞かせてください。

James「同じプラットフォームを使って連携していきます。たとえば、日本がある情報を得たら、その情報は、シドニーで、シンガポール、クアラルンプール、インドでも共有されます」

―頼もしいですね。2020年、日本は恰好の標的になりそうですが、世界のCICが守ってくれますか?

James 「もちろん! 私は2012年にデロイトの専門チームとしてロンドンオリンピックに関する仕事をしていたんですよ。ロンドンオリンピック前後に、ものすごい数のアタックがありました。日本に対してアドバイスがあるとすれば、とにかく先に準備をしておくことです。ハッキングは必ず成功するという前提でペネトレーションテスト等、入念に行うことが重要です

―今後のデロイトの活躍を楽しみにしています。今日はありがとうございました。

デロイト サイバーインテリジェンスセンターの詳細はこちら

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
SOCを超えるあたらしいセキュリティのかたち―デロイト サイバーインテリジェンスセンターのすべて連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

Security Online編集部(セキュリティ オンライン ヘンシュウブ)

Security Online編集部翔泳社 EnterpriseZine(EZ)が提供する企業セキュリティ専門メディア「Security Online」編集部です。デジタル時代を支える企業の情報セキュリティとプライバシー分野の最新動向を取材しています。皆様からのセキュリティ情報をお待ちしております。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/8316 2016/08/23 15:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング