「Ericom」を中核としたソリューションは、ブラウザさえあれば、日常業務で利用しているPC、VDIのWindowsデスクトップやRDSの公開アプリケーションに社内外を問わずアクセスし、通常とまったく変わらない業務を可能する。リモートの業務環境は画面転送経由で利用するため、実際のアプリケーションやデータはエンドポイントデバイスには送られず、シンクライアントと同様のセキュリティを担保できるという。
今回アシストは、不正アクセスや情報漏洩といったテレワークを行う上で課題となるセキュリティ面での対策を強化するために、「Ericom」に「V-FRONT」を連携したソリューションの提供を開始する。具体的には「Ericom」を利用したテレワーク環境へのログイン時に、スマートフォンに送られるワンタイムパスワードと簡単な操作だけで二要素認証と二経路認証を実現し、これまでのユーザーIDとパスワードだけのユーザー認証によるセキュリティ対策を大幅に強化する。
また、一般的にワンタイムパスワード製品は高価なため、その代替としてクライアント証明書が利用されるケースが多く見受けられるが、管理に手間がかかるという課題がある。アシストでは、「Ericom」と「V-FRONT」を同時に導入する場合に限り、「V-FRONT」を特別価格で提供し、「Ericom」の画面転送とワンタイムパスワードによるセキュアなテレワーク環境の普及を目指すという。