このサービスは、NRIセキュアがこれまで提供してきた「セキュリティ対策状況可視化サービス」を、企業の海外拠点向けにまで診断内容を拡充したものになる。具体的には、企業のセキュリティ担当者に代わって、NRIセキュアのコンサルタントが現地へ出向き、各拠点の担当者にヒアリングを実施するとともに、サーバやネットワーク機器などの実機診断や、現地のセキュリティ対策の推進体制および対応能力の診断を行う。
診断にあたっては、独自の標準化フレームワークを用いることで、本社と同じ(比較が可能な)指標で、セキュリティ対策レベルを把握できるという。また、実機を診断するため、ヒアリングではわからない実態も可視化できる。それにより、技術的な評価にもとづく正確な情報と、ヒアリングで得た現地の実情を踏まえた、より的確で具体的な施策の立案や、対策ロードマップの策定・実施につながるとしている。
なお、時間をかけずに診断を受けたい企業向けには、ヒアリングの項目を減らすなどして、それぞれのニーズに合わせ最小限で診断する「簡易診断メニュー」も用意している。