Googleは、開発者向けのカンファレンス「Google I/O 2017」において、KotlinをAndroidアプリ開発のプログラミング言語として追加することを発表した。これまで、Androidの開発環境で主流であったJavaとの連携がスムーズなKotlinは、急速にマーケットシェアを伸ばしているという。このため、Androidアプリケーション開発企業はクラッキングを防御し、安全なアプリケーションを利用者に届けるためにアプリケーション堅牢化ソリューションのKotlin対応を待ち望んでいたという。
モバイルペイメント、コネクテッドカーなど、広く一般に配布するモバイルアプリケーションのクラッキング対策を提供しているArxanは、Android開発言語Kotlinにアプリケーション堅牢化ソリューション業界で初めて対応した。これにより、Androidアプリケーションが KotlinまたはJavaのどちらで開発されたとしても、リバースエンジニアリングや改ざんによるブランドへの損害、収益への影響、知的財産の盗難および、法令違反によるペナルティーから、企業を守ることができるようになったという。
「Arxan for Android」を使うことで、開発者は、アプリケーション開発中にコードの安全性を心配する必要がなくなり、現在抱えている仕事に専念できる。 Arxanのアプリ堅牢化ソリューションは、包括的な防御機能として、動的防御、静的な防御分析、先進的な難読化などが含まれ、さらに、下記の特徴を提供するという。
■「Arxan for Android」の特徴
・APKベース、ポストビルド堅牢化:ソースコードの変更が不要でソフトウェア開発のライフサイクルへの影響を最小化。
・KotlinとJavaサポート:Androidアプリケーションで最も広い範囲を保護。
・JSONベースの構成:使いやすく、素早く導入でき、最短でマーケットへの投入が可能。
・ハイレベルのプラットフォームサポート:「Arxan for Android」の価値を最大限に引き出すことのできる環境を提供。