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HPE、AIとクラウド自動化機能により「HPE 3PAR」にインテリジェントなストレージ機能を提供

「HPE InfoSight」による予測分析

 データ収集やデータ分析への独自アプローチとして開発された、クラウドベースのAIプラットフォームである「HPE InfoSight」は、問題解決を予測、自動化し、継続的に自己改善することで、高いインテリジェンスと信頼性を備えたストレージを実現する。

 「HPE InfoSight」は、「HPE 3PAR」環境に予測分析フレームワークをもたらし、スタック全体にわたって問題を予測・予防する。今回のアップデートにより、「HPE 3PAR」ユーザーは、問題解決の予測および自動化という「HPE InfoSight」の機能を利用できるようになる。

 これは、すでに「HPE 3PAR」ユーザーに提供されているCross-Stack Analytics(クロススタック分析)に加えて提供されるもの。ITチームは、クロススタック分析により、ストレージと仮想サーバー間におけるパフォーマンスの問題を解決し、その根本原因を早急に特定することができる。

 「HPE InfoSight」は、データサイエンスとインテリジェントな自動化機能を活かし、実稼働環境で過去に一度でも発生したことのある問題が稼働中の「HPE 3PAR」アレイで再発生するのを最小限に抑える。また、リアルタイムにデータを監視、学習、予測し、最も経験豊富なAIとしてデータセンターをサポート。

アプリケーション自動化機能を強化し「HPE 3PAR」の運用効率を向上

 アプリケーション自動化機能を強化し、オンプレミスの「HPE 3PAR」環境でDevOpsを加速させ、生産性と効率を高める。「HPE 3PAR」は、DevOpsおよびコンテナフレンドリーなプラットフォームとして、エンタープライズクラスの同一インフラストラクチャ上で主要アプリケーションとコンテナアプリケーションの両方を実行することができる。

 さらに、以下の機能強化も発表した。

 ・クラウド、DevOps、仮想、コンテナ環境向けに「HPE 3PAR」のツールセット

 DockerおよびMesosphere DC/OSとの統合に加え、新たにKubernetesおよびRed Hat OpenShiftと連携し、クラス最高レベルの自動化、業界最高レベルのコンテナプラットフォームとの統合を可能に。

 ・VMware vRealize Orchestrator向けの新しいプラグイン

 セルフサービス型ストレージの自動化を可能にし、組込みのワークフローにより、迅速な展開とストレージ管理の合理化を実現。

 ・既存のインフラストラクチャを管理し、DevOpsの俊敏性を高めるツールを強化

 「HPE 3PAR」ユーザー向けの構成管理ツールとして、あらたにビルド済みのブループリントであるChef、Puppet、Ansibleを提供。その他、DevOpsチーム向けにRubyおよびPython用の言語ソフトウェア開発キットを提供し、既存のプログラミング言語によるストレージ機能の自動化とアプリケーションの迅速な展開を可能に。

 なお、「HPE InfoSight」の予測自動化機能は、有効なサポート契約を締結している「HPE 3PAR」の顧客に無償で提供される。強化されたアプリケーションの自動化機能は、すべての「HPE 3PAR」の顧客に無償で提供されるという。

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