「ESS FileGate」は、組織内の分離されたネットワーク間で安全にファイルの受け渡しを実現するファイル無害化製品で、地方自治体や教育機関、金融機関をはじめ、サイバー攻撃対策の一環でネットワークを 論理分離している環境において、安全にネットワーク間のファイルの受け渡しを行う。
上位版「ESS FileGate Plus」では、Office文書のマクロやPDF文書のスクリプトなど、プログラム実行が可能な要素を文書から取り除く「マクロ除去」による無害化を新機能として搭載する。
これまで提供していたあらゆる文書を画像化できる機能に加え、マクロ除去機能が追加されたことにより、業務用途やファイルの種類によって最適な形で無害化処理を施すことが可能になるとしている。
「ESS FileGate Plus」の主な機能
・対応可能な文書形式
マクロ除去による無害化に対応する文書形式は、Microsoft Word、Excel、PowerPoint(2003以降の形式に対応)および PDF文書。PDF文書については、ActionScript、JavaScript、Flashの要素を除去。
・埋め込みオブジェクトの除去も可能
マクロ除去機能とは別に埋め込みされた情報(オブジェクト)を削除する機能も搭載。マクロ除去実施時にPDFや Microsoft Office系のファイル内に埋め込まれたオブジェクトについても除去することで、完全な無害化を実現。
なお、「ESS FileGate Plus」には、自治体の人口に応じた価格体系の地方自治体向けライセンスと、サーバー台数で課金される一般企業向けライセンスが用意される。